きょうは置賜地方の郷土料理「冷や汁」でした。貧しい生活の中、野菜の切れ端を捨てるのは
もったいない なにかおいしく食べる方法はないものかと考えられました。いろいろなものを入れて工夫された料理です。旬の茎立ちや、保存食の打ち豆、高野豆腐、小さめに切った人参やキャベツに貝柱も入れておいしくできあがりました。
「蒸し鶏のごまだれ」を手作りし、手間のかかるじゃが芋の「みそ汁」があり、煮汁を冷まして混ぜ合わせる「冷や汁」と、給食室は大忙しでした。
先人の工夫から生まれた冷汁は、これからも引き継いで食卓にのせてほしい料理です。