2月26日(金)の放課後に南スーダン特命全権大使の堤尚広さんによる3回目で最後の特別授業が行われました。受講した3年生の生徒一人一人が考えたことを発表しました。多くの生徒が選んだ主なテーマは「国民が武器(銃)を持っていること」や「教育を受ける機会が少ないこと」、「医療が整備されていないこと」、「女性の立場」などでした。生徒の発表を受けて堤大使から、「南スーダンが抱えている根源的な課題について把握している」、「銃の存在についても、その国の事情についてもあわせて考えようとしている」、「知的レベルの高さを感じる」、「現実に起こっていることには必ず理由があり、その理由を知ることが問題を解決する一歩になる」などのコメントをいただきました。最後に、自分の考えの伝え方について、①「名前も含めて自己紹介をする」、②「発表の目的について話す」、③「自分の考えを述べてから質問をする」、④「参加者の意見を聞く」、⑤「相手の意見のいいところを認める」、⑥「批判的な意見や自分の考えとの違いについて述べる」、⑦「自分がどんな立場で、誰のためにその意見を述べるのかを考えて、発表後に振り返る」というアドバイスをいただきました。お忙しい中、講師をしていただいた堤尚広大使に感謝いたします。(なお、今回の特別授業の模様は、南スーダンの日本大使館のFacebookでも紹介される予定です。)
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